2009年9月23日 (水)

のんびり西伊豆 その4。

素泊まりだから当然朝食無し。「のんびり舎」で朝食後、再びバスで土肥へ。フェリーの出港時刻まで500円の貸し竿で釣りにチャレンジ。ホントに釣れるのかな〜の期待を裏切って、3尾の雑魚をゲット。

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今日はもう東京に帰らなければならないけれど、名残惜しくて344さんに電話したら、戦果のマグロとカツオをご馳走してくれるとのこと。やったぁぁぁあ〜。

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ホントにおいしかった〜。ご馳走さまの連休でした。


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2009年9月22日 (火)

のんびり西伊豆 その3。

土肥から宇久須まではバスで30分。宇久須観光協会でまたまた素泊まりの宿をゲット。4500円なり。
連休でも何とかなるもの。港でいい顔している漁師のオジチャンに話を聞いたり、道行くオバチャンに宿の場所を教えてもらったり、ブラブラぶらぶら。いい旅です。

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こんな時間が幸せって言うんじゃないんだろうかと思える時間。

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のんびり西伊豆 その2。

土肥観光協会で素泊まり4800円の宿(温泉つき)をゲットしてご機嫌のまま土肥泊。
風来坊にクルマ宿泊OKを申し出てくれた「みやもと」にお礼をかねて昼ご飯再び。

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またまた日本酒で乾杯!命の洗濯だあ〜ね。
さてさて今日はこれから宇久須にでも行ってみますか。


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2009年9月21日 (月)

のんびり西伊豆 その1。

仕事に忙殺される日々。
頭の片隅ではめいっぱい山盛りの仕事を気にしつつ、このままじゃ〜身体も心もおかしくなっちゃう。「明日お天気よかったら西伊豆行かない?」の誘いにのって、意を決し静岡へ。ええ〜い、後は野となれ山となれだあああ。
午前11時に清水を出発。昼過ぎに無事土肥に上陸。磯料理「みやもと」でお昼ご飯食べよ〜よ。

「7人ですけど、いいですか?」
「ああ、いいよ。料理はどうする?」
「てきと〜に。おいしいところ、お願いします。」
「伊勢エビ入れる?」
「うん。あ、アワビもお願いします。」

んで、こんなのど〜んと出てきた!

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でかい黒イシダイ。

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伊勢エビもちょこっとあり。

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お約束のアワビ。

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そしてこれもお約束のアワビのキモ。日本酒くださ〜い。

お腹一杯になったら、このまま西伊豆でしばらく過ごしたくなった。だけど宿もとってないしな〜。野宿もそろそろ寒いかしらん。
「ここに泊めてもらえませんか?」とみやもとのご主人に聞いたら
「ああ今夜は一杯なんだけど、どこもいっぱいだったらウチのクルマに泊まっていいよ。」だって。
西伊豆滞留が決まった!

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2009年5月 4日 (月)

大船散歩、の続き。

 鎌倉芸術館の帰り、大船の駅周辺をブラブラ歩く。

こんな店や
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大盛況の安売り果物屋や
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今どき珍しい瀬戸物店もあって、なかなか楽しい。
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んで、市場の片隅に手づくりキムチの店を発見!
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片っ端から試食して、
白菜のキムチ、ニラキムチ、エゴマの葉キムチ、ナスのナムル(コレがウマイ)、チャンジャを買い、大根キムチのオマケがついて計2500円なり。満足!
んで、夕食はキムチ盛り合わせと崎陽軒のシウマイで乾杯!

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米原万理と大船散歩 その1。

 いつもなら渋滞のない上り坂や下り坂も、ゴールデンウィークのせいかダラダラ10キロ程度の渋滞が続く。静岡〜東京間150キロの間にこれが2〜3箇所、おまけに事故渋滞も加わって、延べにして軽く40キロは渋滞してることになる。重たいクラッチ、しかも左ハンドルのM3でギアチェンジの練習しながら何とか無事に走り抜いて深夜帰宅(途中で交替してもらったけど)。ゴールデンウィーク3日目の朝は、疲労の極致から這い出すように目が覚めた。

 「米原万理、そしてロシア」展。ムラちゃんは米原万理を俺のオンナと呼んではばからないヒト。彼は“俺のオンナ”の顔こそ写真で知っているが、その声を聞いたことが無い(笑)。大船に先立つこと仙台でこの展覧会が開催され、そこでビデオ上映されたことを知り、今日は大船・鎌倉芸術館まで“俺のオンナ”の声を聞きにいくことになっていた。
 昨日の渋滞に辟易していたこともあり、電車を乗り継いで大船へ。駅から歩いて徒歩約10分。初めての街をブラブラ歩くのは楽しい。芸術館前のイタリアンレストランでビール休憩。オープンエアで気持ちいいね。

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 彼に“俺のオンナ”を紹介され、何冊も著作を読んだ(まだ『愛の法則』は読んでいない。『打ちのめされるようなすごい本』はつまみ読みをしたが、辛くて最後まで読めなかった)。頭の回転がめちゃくちゃ速くて、語彙が豊富で、いろんなことがしっかり分かってて、分かろうとしてて、おまけにきっちり努力してて、凛としてて、でも可愛くてヒューモアがあって、おまけに美人だ。いいなあ、コウユウヒト…。最近、生き方に少々迷いを感じてる(今更かい?と言われそうだけれど)ゆえ、身にしみてそう思う。もっと生きてて欲しかった。
 
 (追)鎌倉の展示会では、残念ながらビデオ上映は無く、“俺のオンナの声”は聞けずじまい。でもタダでは起きないムラちゃんは直接交渉の末、後日映像を手にする約束を取り付けたらしい。


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2008年5月 6日 (火)

新茶収穫パーティ。

場所は興津川上流・両河内。清水からクルマで20分。手摘み最後という岩崎さんの茶園にお邪魔した。ここ両河内は良質な茶の産地でもあり、良質なタケノコの産地でもあるそうな。こんなに気持ちのいいところ、久しぶりです。

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岩崎さんの茶畑は山あいにひっそりある。もちろん湧き水。いいモノは人の手になる分だけ、ひっそりと作られるものかもしれないね。


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2006年9月 2日 (土)

花の都 パリ その3。

パリ3日目。
モンパルナス駅の切符売場は異常に混んでいる。
これから何回もメトロに乗ることを考えて、カルネ(回数券)を買った。
10枚綴りで10.9ユーロ。
小銭を数えて、きっちりお釣りがないように払ったら
窓口のお兄ちゃんが
「トレビアン!」と親指をたてて誉めてくれた。
やったあ〜!そんなことでさえ、とっても嬉しい。

今日は会場内でランチを取ってみる。

日本なら、事務用の長テーブルを並べた売店で
ペットボトルのお茶と幕の内弁当を買い、
会場の隅にある休憩所でコソコソ食べるのだろうけれど
食いしん坊の国は、やっぱり違う。

簡易仕立てではあるけれど
照明やBGMにもそれなりに気をつかったレストランがある。
ワインやシャンパン、ビールもあり。

私がオーダーしたのは、サーモンのグリル。
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皮がパリパリに焼いてあって、私好みの一皿。

仲間のオーダーは、チキンの香草焼き。
Lunch
ローズマリー風味。軽いドミグラスソースが別添え。

アントレにグリーンサラダ、パンが付いて、一人約3500円。
ワインと食後のコーヒーは別料金。
うまいよ。


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2006年9月 1日 (金)

花の都 パリ その2。

パリ2日目。
展示会場のあるポルト・ド・ベルサイユまでは
メトロで6駅。
駅を降りると『pret a porter PARIS』の看板。
入場パス28ユーロを払って会場へ入る。

会場は1日じゃすべて見切れないほど広い。
4階建てのビルは全部大小のファッションメーカーのブースでいっぱいだ。
フランスだけでなく、イタリアやドイツ、イギリス、トルコ、インドからも
いっぱい出展している。

日本の展示会とちがって
休憩所も各ブースも併設レストランもオシャレで気持ちいい。
しかし、人がいっぱい。

Ambiant
場内のあちこちにある休憩所。ゴロゴロしてもOK。ご自由にど〜ぞ。

場内はもちろん禁煙だけど、
至る所でタバコを吸って、ワインを飲んでいる。
相変わらすいい加減だ。

Ambiant2
出展社ブースのひとつ。
我々日本人はどう頑張っても、こんなふうに“絵”にならない。

Show
場内でやっていたライヴ。フレンチ・ポップス。

初めて体験することは、何でも興味深い。
キョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロ。
ムラちゃんじゃないけど
「すっげ〜〜っ」を連発のパリだ。


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2006年8月31日 (木)

花の都 パリ その1。

無類のフランス好きだけど
自慢じゃないが、パリにはほとんど滞在したことがない。
ブルターニュやランドックの田舎を巡り
ブドウ畑でキャンプしたり
大西洋をのぞむ灯台脇のホテルに泊まったり、ばかり。
日本に帰国する前日の夜、
何日分もの垢をホテルのバスタブで落とす。
それが私のよく知るパリだった。

でも、今回はずっとパリに滞在。
仕事だけど、かなり一人で過ごす時間が多いことが
また楽しみでもある。

シャルル・ドゴール空港からリムジンバスでモンパルナスへ。
駅から歩いて5分ほどのホテルについた。

パリでなくても
ホテルの窓から街をのぞむと
その風と日差しに、日本を遠く離れたことを実感する。
私はその瞬間が大好きだ。

Machi
何ということのない街並。だけど空気が日本とちがう。


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2006年3月15日 (水)

タヒチという楽園 その13。

南半球の日差しを決して甘く見ていたわけではないけれど
ヨットのうえで一日中過ごしたら、そりゃあ日焼けして当然。
日焼け止めもしっかり塗っていたのに
太ももから足の甲まで
表側だけ真っ赤に(裏は真っ白)焼き上がった。
脚は2倍ほどの太さまで腫れ上がり、痛くてまともに歩けない。
ノッシノッシとお相撲さんのように歩く始末。

スーパーではレジのおばさんに
「あら〜、どうしちゃったのぉ。かわいそう…」と同情され
「これがいいのよ。」と『TAMANU OIL』をすすめられ、
前述のソワジックにも、
「わたしもタヒチに来たばかりの頃は、日焼けしてたいへんだったわ。」
と高そうなフランス製のクリームをたっぷり擦り込まれた。
カフェも、フアヒネ島内一周したときに、
ひとりのんびり小屋で過ごすおばさんから
ファンタの空き瓶に入ったティアレオイルを買ってくれた。
琥珀色のオイルを毎日毎日丁寧に脚に擦り込み
帰国する日の夜には、
なんとかはいてきたジーンズが入るまで腫れはひいた。
イカッた。

お金さえ出せば、世界中で売っているもので手に入らないものはない、と
言われるトウキョウでも
カフェの買ってくれた純正ティアレオイルは売っていない。
行きの飛行機で初めて嗅いだ、ティアレの花の匂いいっぱいのオイルだ。

日本に帰国して荷物を解いたら
オイルは真っ白に固まっていた。
また夏がやってくる頃、琥珀色のオイルにもどるんだろ。

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ファンタの空き瓶入り、ティアレ・オイル。日本は寒くて固まってしまった。

タヒチの思い出が色褪せないように、大切にしたい私の宝物。

楽園の香りにもっともっと触れてみたい人は
赤井あんの素敵なブログもあります。
特にこの映像は必見!

ああ、楽しかった、タヒチという楽園。

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それにしてもホントにひどい足。


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タヒチという楽園 その12。

タヒチに行ったら、ゼッタイ食べようと心に決めていたモノがある。
それは現地に住むタヒチ人でさえ鼻をつまんでしまう代物。
電車に乗った瞬間
どこかにきっとホームレスのレゲエオヤジがいると確信するときのように
「今日、きみの家にはアレがあるでしょ?」と鼻をクンクンしてしまうほど
匂いがキョーレツだと聞いていた。

「くさやみたいなもの?」と聞いても
くさやがよく分からないから答えようがない。
「とにかく、すごい匂いだ!!!」とティエリーもエリックも口を揃えて教えてくれた。
「でも好きな人は好きだよ。」

自慢じゃないけど、私はこの手の食べ物がだ〜い好き。
くさやもホヤもこのわたも、匂いが強ければ強いほど燃えてしまう。
これは、食べるっきゃないっ!
その恐ろしい代物の名前は「ファファル」というらしい。

今晩のおかずを買い出しに行くティエリーに付き合って
スーパーで「ファファル」が食べたい、と言ってみた。
ティエリーは一瞬「マジかよ?」という目をしたが
「じゃあ、ノブコのために準備しよう」と優しく笑って
あっさり勘念してくれた。

材料はマグロのサクとファファル用の瓶詰めソース2種類。
瓶詰めと言っても、
どこかで使い終わった適当な大きさの瓶を洗い
「ファファルソース」に詰め替えて、シールをペタッと貼ったもの。
(清潔好きな日本人には、この時点ですでに耐えられないかも)

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これが噂のファファルソース。ただのソースじゃあありませんぞ。

家に着くと
ティエリーはさっき買ったマグロを薄めのお刺身程度に切って
海の水で2分間洗ってこい、という。
タヒチの海水はきれいだけど
多少温くて、洗っているうちに端っこが少し白くなってくる。
そしたら、これをファファルソース(1)(透明な方)にしばらく漬け
後はファファルソース(2)(白い方)と合えるだけだ。

「さあ、ノブコ。このソースのふたを開けて。」
と言ったとたん、ティエリーはすぐさまその場を飛び退いた。
恐る恐るふたを開け、鼻を近づけてビックリ!!!

クッサ〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!

なんと表現したらいいのでしょう…。
これは、まぎれもなく真夏の目黒川の匂い。
大阪・京橋の裏通りにある屋台のホルモン鍋屋で
最後に加えた怪しげなスープの匂いにも似てる…。
「ゲボッ」と咳き込みながら、瓶を持って立ちすくむ私を見て
みんなが傍に近づかないで、と懇願するのも無理はない。

いいや、これがおいしいファファルの条件!と自分に言い聞かせて
調理続行。
めでたく(無事に?)ファファルは出来上がった。

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ファファルソース(2)はココナッツ風味。
タヒチの海水の塩辛さと相まって、ちょっとタイ料理にも似た味。
意外とおいしいよ。
だけど、この匂いは独特。
タヒチに行ったら是非お試しを。


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タヒチという楽園 その11。

ライアテアを出発してパペーテへ、
今晩からティエリ−の家に居候する。

ティエリーは私たちが来る1週間前に、この家に引っ越したばかり。
目の前は海海海。ライベートビーチのようだ。

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こんな家に住めたら、シアワセだよね〜。

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この海のはるか彼方に日本がある。

んで、タヒチの居心地のよさは人をこんなに明るい性格にし
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ティエリーの義姉、ソワジックは本当に陽気で素敵な人。ブリジッド・バルドーのまね?

みな一日の終わりに気持ちのよい眠りにつく。
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ティエリーの末娘、アリス。

犬だって腕枕して寝たくなっちゃうくらい、キモチいい。
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赤井あんと寝る、お隣の犬。

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2006年3月13日 (月)

タヒチという楽園 その10。

14日、朝早くフアヒネを出航してライアテアへ。
チャーターしたヨットを無事返却して、遅いランチをとる。
ヨット会社Sansailのパトリシアにおいしいお店を教えてほしいと言ったら
ここを紹介してくれた。

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マダム ミッシェルの店。チャイニーズレストラン。

オーダーしたのは

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牛肉と野菜の炒め。

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えび炒め。

これに、なすのはさみ焼きとポワソン・クリュ、白いご飯。
仕上げに、オレンジ+パイナップのミックスジュース(これおいしい)を
飲んで、3人で9000円。


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タヒチという楽園 その9。

島内一周を終えて、フアヒネの港に帰ってきたら
またまたカフェの友達がいた。
マグロ漁船の仲間たちだ。

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彼らの釣ったマグロを分けてもらう。
今日の晩ご飯はマグロのお刺身に決まり〜。

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アイスホッケーの選手みたい。前歯がない?

桟橋では地元の子供たちが夕暮れまで遊ぶ。

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お腹がすいたらしく、カフェの友達に
「そのお菓子、ちょうだい。」とドリトスをねだっていた。

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右の彼女はミミ、左の弟はポティ。小さい友達だ。

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タヒチという楽園 その8。

さてさて、楽園タヒチを語るときにゼッタイに忘れてはいけないことがある。
それは人だ。
タヒチ人は髪の色も瞳の色も、われわれ日本人によく似ている。
祖先もいっしょだから、欧米人よりずっと親しみが持てる。
今回もいろんなタヒチ人に会って、楽しい思いをいっぱいさせてもらった。

その極めつきがコイツ、カフェだ。
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「この男凶暴につき」を地でいくような風体だか、めちゃくちゃ優しい。
タヒチでは「みんな親戚だ」と冗談のように言うが
彼を見ているとそれは本当のことのように思える。
どこに行ってもカフェを知らない人はいないし
誰もが久しぶりの再会を喜び、彼を歓迎していた。
かなりの有名人でもこうはいかない。

但し、彼は寝相が悪く、おまけにイビキがひどい。
狭いヨットのベッドでカフェの隣に寝ようものなら、押しつぶされてしまう。
私の太もも(これもかなり太い)ほどもあろうかと思われるカフェの二の腕が
喉輪を直撃する。息が止まるかと思ったことは一度じゃない。
かと思うと、本物の太ももがデーンとお腹に落ちてくる。
ゲボッ。血吐いちゃいそう。

カフェをあっちの方へ押しやりたくても、巨体はびくともせず動かない。押しやれない。
そんな私を尻目に、カフェはゴーゴーと嵐のようなイビキをかきながら、
ベッドの上をグルグル回転する。

耐えきれなくて、キッチンの床の上に小さく丸まって寝ること、数えきれず。
朝方目を覚ましたカフェは、申し訳なさそうな顔をして私をそっと起こし
耳元で決まってこうささやくのだ。
「ノブコ、ソーリー。ソーリー。プリーズ ゴー トゥ ザ ベッド。」
今更遅いよ、と思いながら、カフェのいないベッドでしばしの朝寝が日課だった。
今晩こそはカフェより先に寝てやる、と思いながら、
なぜか夜になると同じことの繰り返し。
それでも、私はカフェに「あっち行って」とは言えず、毎晩同じベッドで寝た。
なんだろ、この不思議な感覚。
「いいヤツ」ってこういう人のためにあるんだよなあ、と思う。

そして、私が今回タヒチで撮った写真の中で
一番の最高傑作だと自負している一枚はコレ。

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真剣にファインダーを覗く赤井さんの傍らにそっと立つカフェ。
難しいことはナニひとつ分からないカフェだ。
タヒチの風が通り過ぎて、人が優しさを少し共有できた時間。
ああ、カフェに会いたい…。

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タヒチという楽園 その7。

タヒチパールレガッタは、13日に地元タヒチテレビ局チームの優勝で幕を閉じた。
フアヒネからライアテアに艇を回すのは明日。
今日はフアヒネでのんびり、ゆっくりの一日だ。

赤井あんが撮影用に借りたレンタカーに乗せてもらって島内一周する。
あちこち回った観光スポットもさることながら
この島で感動的にうまいタヒチアン料理に出会った。

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これはプレートからはみ出すほどの巨大なしゃこ。
ガーリックとバターでさっとソテーしただけ。
ふくふくでプリップリ。
歯ごたえは伊勢エビのようですが、しゃこ独特のクセのある香り濃厚。
甘さはその比に及ばず。
やばい。タヒチに行きたくなった…。

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これは、ほうれん草とチキンのソテー。
ほうれん草はペースト状に近く、塩味のチキンソテーにからめてある感じ。
ほうれん草の苦みとローズマリー風味の香辛料が香っていい感じ。
見た目はイマイチだけど美味。

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ご存知ポワソン・クリュ。
マグロのお刺身をオニオンやにんじん、キュウリと合わせ
ココナツベースのソースと合えたもの。
ココナツベースと聞くと、妙に甘いものを想像するけど
そんなことはありません。いい具合にサラダ感覚でバリバリいけます。
前述の宴会料理とはぜ〜んぜん違ってうまいぞ〜。

ここの若きレストランオーナーが言うには
「パーティでひどいもの出すから、
タヒチは食べモノがマズいって言われちゃうんだよ。まったく許せね〜ぜ。」
とのことらしい。
※レストラン併設のペンションHPはこちら
 ↓
http://www.mauarii.com/

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2006年3月12日 (日)

タヒチという楽園 その6。

みんなに出会った翌日12日朝は快晴。
タハアからフアヒネまでのレースに便乗した。

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キモチイイ〜!!!

レース結果はさておいて…
レース後のお楽しみはパーティ。
パーティではひとりワンプレートが提供されるけど
残念なことに、これがあんまりよろしくない。

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お決まりのポワソン・クリュ(タヒチ風刺身)に豚肉のソティ(右)、
クスクス(左)、真ん中の赤いソースときたら、甘辛でベタベタ。
ここはホントにフランス領かい?と疑いたくなる。
宴会料理がおいしくないのは万国共通なのかしらん。

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2006年3月11日 (土)

タヒチという楽園 その5。

ホテルの部屋で無線機を取り出し、ピーコピーコやってみる。
友人の赤井あんが一人で来る私を心配して
出発前に連絡用にと用意してくれたもの。
周波数を合わせ「アロアロ」と呼んでみるが応答なし。

ホテルのおじさんに
「友達はボラボラからヨットで来るんだけど、どのくらいかかるの?」と聞けば
両手を広げ肩をすくめて(ホラ、外人がよくやる、あのポーズ)
「この天気じゃ分かんないよ。5時間半も見とけば着くだろ〜よ。」
てな具合。

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一文店のようなスーパーで買ったヒナノと春巻き

ホテルのまわりをイヤというほど散歩した頃
(だって何にもないんだよ、ホント)
水平線の向こうにヨットの帆が見える。アレ、かな?!

豆粒みたいなそのヨットは
ゆっくりゆっくり近づいてきて、段々段々大きくなった。

わおぉ、キタ、キタ、キタ〜〜〜〜ッ!!!

お〜い、みんな〜っ。
ここ、ここ、ここだよぉ!
(分かってるって、そんなこと)
だけど、何だか嬉しくって、はしゃがずにはいられなかった。

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タヒチという楽園 その4。

なんとか無事に港に着き、タハア行きのボートを探して乗り込んだはいいが、
顔も髪も服もビジョビジョのグチョグチョ。
それでも「アジア人のマダム」のために
親切なタヒチ人は席を空けてくれる。

「マダム、どこからきたの?」
「日本から。」
「で、どこまで行くの?」
「ホテルハイビスカスまで。友達と待ち合わせしてるの。」
「ホテルハイビスカスなら、3つ目だよ。ホテルの目の前に泊まるからすぐわかる。」
「ありがとう。」

ボートは静かな海をゆっくり進み
やがて私が降りるはずの桟橋に近づいていく。

だけど、ホテルは見えない。
ホテルハイビスカスは地図にも載ってるホテル。
だから、大抵の日本人なら、白い小さな鉄筋コンクリートの建物を連想するだろう。

「ねえ、ホテルハイビスカスはここにあるの?」
「そうだよ。あれ。」
指差された方を見るけど、それらしき建物は見えない。

桟橋に着くと、真っ黒に日焼けしたフランス人らしき
上半身裸短パンいっちょの初老のおじさんが
「ホテルハイビスカスへようこそ。」と出迎えてくれた。
ふ〜ん、やっぱりここでいいんだ。
おじさんは私を見て
「今日ホテルに泊まる日本人か?」と聞いてきた。
そうだと答えると、ちょっとここで待っててくれ、と桟橋脇の小屋に案内した。
中に入って、なんと、そこがホテルのロビー兼レストランだと知った。
客室バンガローは道路を隔てたところに点在する。

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この桟橋がホテルの入口。右の肌色の建物がロビー小屋。

なんとプリミティブ!
そして、客室キーを受け取って、またまたしびれた。

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キーホルダーは浮きだぜっ。ステキすぎる…。


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タヒチという楽園 その3。

ライアテアの空港から、タハア行きのボートが出る港までは約4キロ。
タクシーは期待できないけど、ヒッチハイクOK、とティエリーに教わった。
まあ4キロなら頑張って歩けない距離じゃないし、何とかなるでしょ。

ところが空港に着いたら、小雨まじりのどんよりしたお天気。
おっしゃる通り、タクシーなんて1台も居やしない。
ふ〜、しようがないね。歩くか。
覚悟を決めて、重い荷物を肩に下げ歩くこと3分。
ポツポツポツ、と雨が当たったかと思ったら
次の瞬間には土砂降り!!!な、な、なにぃ???
それでも歩みを止めてはならじと八甲田山死の行軍よろしく
ウィンドブレーカー着て、黙々と歩く日本人女性一人。
あ〜あ。

ヒッチハイクって言ってもね、男性一人のドライバーに乗せてもらって
新聞の見出しになるようなことは避けたいしなあ。
かと言って、このままじゃあ風邪ひいちゃうし…。

ときどき傍らを走り抜けていくクルマを振り返り、振り返り、
慎重に品定めしていた、そのとき
細い通りからのろのろと発信するミニトラック発見!
運転席には中年のおじさんとおばさん。
行けっ。今だ。
「おじさん、港まで乗っけてって。」
「ああ、いいよ、乗りな。」
と指差されたのは後ろの荷台。
それでも、ほんとにmerci beaucoup だった。
これだから旅はやめられない。

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土砂降りのトラックの荷台も快適?

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タヒチという楽園 その2。

タヒチにはフランス人の友達ティエリーがいる。
出発前に搭乗予定時刻を告げたら
「ノブコ、空港まで迎えに行くから心配しなくていいよ。」とメールで返信あり。

パペーテに着いたのは午前4時。まだ薄暗い。
ちょっと早いけどティエリーは来てるかなあ。
………。
いない、やっぱり。
予定より、ちょっと早いもんね。んじゃあ、コーヒーでも飲んで時間つぶそうっと。
………………………………………………………。
………………………………………………………。
………………………………………………………。
それから待つこと2時間。来ない。
仕方ないから、キヨスク(?)でテレフォンカード買って
公衆電話からティエリー宅へモーニングコール。

「ワオ、ノブコ!ドーシタノ?エ?イマ、パペーテ二イル??
チョットマッテテ!20プンデ、ツクカラ。」

慌ててやってきたティエリーに
タヒチ歓迎のティアレのレイをもらい
ライアテア行きのプロペラ機に一人乗ったのは午前8時30分。

旅は予定通りにいかないのが楽しいんだけどね。
のっけから、これかい。

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タヒチという楽園 その1。

インドから帰国して4日後、
楽園のヨットレース・タヒチパールレガッタに出場している友人たちを追って
タヒチへ飛んだ。
タヒチの国際空港・パペーテまでは約12時間。
到着は同じ11日の朝5時前。
その後3時間程度待ち合わせてトランジット。ライアテア島に行き
さらにそこからボートに乗ってタハアという小さい島に行かなければならない。
先発隊との待ち合わせ場所は、タハア島のホテルハイビスカスだ。
これからの長い旅路を思うとワクワクするけど
まだインドの香りが身体に染み付いていて
正直、アタマがついていくか心配。

タヒチエアヌイに乗り込むとティアレという花を渡された。
ほんのりいい香り。
おじさんだって、こんな風に髪に飾る。
(たとえ髪の毛が薄くても、だ。)

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かわいい。日本人は恥ずかしがって、なかなかやらないけど。

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2006年3月 6日 (月)

インドからタイへ その12。

駆け足でまわったインド。
旅も、今日で終わり。
明日は日本に帰る。

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どんな国も陽は暮れて、陽は登る。
そして人は生きていくんだよね。


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インドからタイへ その11。

もうひとつ、ビーナさんのお勧め。
コレなんだと思う?

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虫?草?

コレ、実はインドの口臭消し、なんです。
お料理の最後に出てきます。

口に含むときは、あくまで少量。少量ですよ。
なんせ強烈です。
とってもスーハー、時にはヒーヒーしちゃいます。
何かに例えたいけど、残念ながら例えるものがありません。
アルトイズ、フリスクやホールズ。
そんなものとは比べモノにはなりません。
んん〜ん、コレは食べてみるしかないと思います、ハイ。


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2006年3月 5日 (日)

タイからインドへ その10。

ビーナさんがマドラスに来たなら
是非、南インド料理を食べてみて、と勧めてくれたのがコレ。

India_masladosa
マサラ・ドーサ。

うう〜っ!デ、デカイ。
お皿からはみ出してるぅぅぅ〜う。
こんがり焦げたクレープの中身はナニ?
開けてみたら…

India_masladosa2

わお。たっぷりのジャガイモ、豆、まめ、マメ。
カレー味というより香辛料たっぷりの不思議な味。
味より何より、お腹イッパイになっちゃうよ〜ん。

コレ、南インドじゃ、超メジャーな食べ物らしい。

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タイからインドへ その9。

実は、今回の宿泊先はスッゴ〜イ超豪華高級ホテルばっかり。
「そんなんじゃあ、オマエ、ホントのインド見たことにはならないよ。」と
どこぞの誰かにイヤミの百も言われそうだけど
日本ではおよそ泊まらない、泊まれない、ようなホテル。

モミアゲをミリ単位の狂いもなく刈り込み
七三に分けた髪をポマードでバッチリ固め
鼻の高〜い、端正な顔をした色黒美男子のインディアンホテルマンが
「おかえりなさい、マダ〜ム」といつもにっこり微笑みかけてくれる。
そんなホテル生活も悪くないものがあった。

日本から持っていったPowerBookの電源をオンにすれば
瞬時にホテルのHPが立ち上がって、パスワードを要求。
ホテル側に事前に発行してもらったそれを入力さえすれば
部屋ではワイヤレスでサクサク通信可能。
1時間250ルピー(約700円)。

停電はたびたび、
お湯だって満足に出ないホテルがたくさんあるというのに。

India_madrass_hotel
レストラン朝食バイキング。素敵だ。

India_madrass_hotel2
ブレックファースト用のシリアルもこんなにオシャレ。

でも、テレビ番組は相変らずこんな調子。

India_tv

いやはやインドはスゴい。

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タイからインドへ その8。

結局、空港で7時間近く時間を潰して
(いくらなんでも潰し過ぎだろっ!)
出発は夕方。トホ。
マドラスには夜の到着となる。

あ〜あ、待ち疲れだあ…。
それでも、機内でかわいい男の子に挨拶され、少し元気になる。

India_child
この子のママはもっとかわいくてキレイだったけど
隠し撮りは無理…。残念。

1時間くらいすると機内で簡単な夕食。
というより、軽食?

India_dinner_air

手前のパンみたいのは、それぞれ味が違う。
左の三角のはインド風キッシュ。かなり硬め。
辛くない。
真ん中はグリーンピースとジャガイモをマッシュして
揚げた、コロッケのようなもの。
予想に反して、コレが一番辛かった。
右はカレー色したジャガイモのコロッケ。

うう〜、揚げ物ばっかりで、やや食傷気味。
しかも今日は空港でぶらぶらしていただけだから
そんなにお腹もすいてなかったしなあ〜。


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タイからインドへ その7。

ブッシュ来日で渋滞に次ぐ渋滞のデリーを抜け出して
マドラス(チェンナイ)に向かおうと
午前中空港に行く。

街も人でいっぱいなら、空港も人でいっぱい。
どこに行っても人、ヒト、ひとだぁあ。
狭い空港の中、ブックストアで時間をつぶし
買った本をもってレストランへ。
バイキング形式のレストランには
またまた色とりどりのカレー。
食べちゃおうっかなあ。

コレも少し、アレも少し、とお皿に取ったら
こんなに盛りだくさんになっちゃった…。

India_curry_airport
マトンカレーにほうれん草カレー。
マトンカレーの上にある黄色いものは豆腐を固くしたような妙な食べ物。

空港のレストラン。味は期待していなかったけど
やはり期待は裏切らず、決して美味しいとは言えない。
でも、街中に溢れる物乞いを見た後では
食べ物を残すなんて「ゼッタイイケナイコト」だ思ってしまうから
頑張って完食した。

それを見ていたビーナさん(エージェント・インド人の奥さん)が
つたない日本語で「カニコサン、コレ、ドーデスカ?」と
デザートを持って来た。

India_dessert_airport
ん?何だ、コレ?

見た目は冷たそうだけど、実はほんのり暖かい。
つぶつぶ加減がクスクスに似ているけど、甘い。
ほのかにアーモンドの香り。ほしブドウも入っている。
インドの暖かいプリンなのだそうだ。
原料はセモリナの粉。
う〜ん。これはどう考えても“プリン”じゃないなあ。


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2006年3月 4日 (土)

タイからインドへ その6。

さて、明けて翌日。

仕事で出かけた見本市会場のレストランでランチ。
地元民がたくさん集う軽食系を見つけて入る。

こんな簡易レストランでもカレーの種類はかなり多い。
案内人のインド人女性ビーナさんに違いを教えてもらって
オーダーしたのがコレ、チャパティプラスカレーのセット。

Indiacreey2
50ルピー。日本円で約150円。現地では決して安くない。

平たいパンには、実はいろんな種類がある。
日本ではナンがフツーだけど、
インドではチャパティの方が種類が豊富。粉に寄ってぜ〜んぜん違うものになる。
大麦のチャパティはアタ、小麦粉だったらチャラバツゥーラ、ってな感じ。
おいしい豆腐が豆の匂いがするのと同様、
粉の独特の香りがする。

んで、展示会会場でもうひとつビックリしたのが
インドのヨーグルトドリンク“ラッシー”。
こんなふうにビニール袋に入ってる。
点滴用のブドウ糖みたい。


India_lassi


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2006年3月 3日 (金)

タイからインドへ その5。

仕事の途中で立ち寄ったデリー・インターコンチネンタルホテルでランチ。
んで、インドだから当然カレー。

残念ながら、ホテルだから「よそいきのカレー」なんだろうけど…。
あれこれ迷った末に「当ホテルシェフのおすすめ」フィッシュカレーをオーダー。

Indiacreey1
日本で食べるより、ずっとスタイリッシュ!
320ルピー。日本円で約1000円もする超高級カレー。

大抵の人が「辛い?」と聞きたくなる。
カレーだもん。もちろん辛い。香辛料の味、濃厚。
具は、大きなエンジェルフィッシュのようなカタチの白身魚のブツ切り。
“輪切り”といったほうが近い。
多分、まながつお、みたいなものだ。
意外にも骨がいっぱいあって食べづらい。

明日はどんなカレーに出会えるだろ。
今日から毎日カレーが続くと思うとわくわくしちゃうなあ。


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タイからインドへ その4の2。

インドの友人ビーナさんによれば
インド人は北と南では顔が全く違うのだそうだ。

北は鼻が高く細面。
南は鼻ペチャで丸顔。色も本当に黒い。
コレを聞くと
南はずいぶん部が悪いように思うけど
事実そうなのだそうだ。

んじゃあ、この人はどっち?

India_driver
渋滞のデリーで隣の車線を通行していたトラックの運転手。
「ね〜ちゃん。日本人?」と窓越しに声を変えてきた。

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タイからインドへ その4。

遂に、インドに来た!

折しも米大統領ブッシュの来印と重なって、デリーの市街地は大渋滞。

India_dheli1

India_dheli4

地元民はブーブー言ってるけど
インディアンゲートだけは静かにブッシュを待ってるみたい。
ここら一帯だけ雰囲気が違う…。

India_dheli2


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2006年3月 2日 (木)

タイからインドへ その3

どこに行っても食べ物があるのはうれしい。
んで、サンペーンの雑踏の中で見つけたお菓子。
地元民の厚い支持をうけているもの2つ。

ひとつは
日本でいうならタマゴパン。タイではカノムカイ。
小麦粉とタマゴを水で溶き、型つき鉄板でふんわり焼いたもの。
一個につき3粒の干しぶどう入り。

Thai_pan
昔懐かしいタマゴパン。5個入りで20バーツ。およそ60円。

焼きたてホワホワをその場で食べてもよし、冷めて食べてもよし。
甘さ控えめ、ふんわりタマゴの香りが漂って、うまし。
なんとあのバンコクの蒸し暑さの中でも炭火焼とはアタマが下がる。

もうひとつは、焼きバナナ。
こちらは皮ごと焼きたての熱々に竹串を差して食べる。
酸っぱいバナナに火を通したら甘さ際立って、ドロッとした食感。
これまたうまし。

Thai_banana
こんな風に屋台では焼きたてを売る。1本5バーツ、およそ15円。
それにしてもバナナの手前にある脳みその丸焼きみたいのはいったいなんだ?

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2006年3月 1日 (水)

タイからインドへ その2。

バンコクの生地問屋街サンペーンに行く。
細い路地に何百軒という生地屋がひしめき合って並んでいる。

どこをどう歩いているのかさえも分からないが
路地をふたつみっつ入ったところに麺を食べさせる店を見つけた。
まるで学園祭の模擬店のような店構え。

麺をゆでる鍋の前のガラスケースの中には数種類の麺が並んでいる。
白い細麺を選ぼうとする私に、同行したホーンさんが
「このスープにはこの麺がいいです。」と教えてくれる。
見ればきしめんの3倍はありそうな、バカに幅広の麺。
具は鶏のモツや鶏皮の唐揚げ、などなど。しょうゆ味風の茶色いスープ。
胃腸の弱い日本人は敬遠するメニューかも。
私はぜ〜んぜんダイジョーブだけど。

しかも、この食堂は
お世辞にもきれいとは言いがたい川のほとりにある。

thai_sanpeen4
臓物麺とホーンさん。とってもかわいい人だから臓物系は似合わない。
でも彼女は日本に来ると、ひとり吉野家で食事しちゃうからスゴい。

thai_sanpeen2


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2006年2月28日 (火)

タイからインドへ。

仕事でタイ・バンコクに来た。

事務所でパソコンのキーボードを見て、しみじみ感動。

thai_keyboard

当たり前だけど、タイ語だ。
(そう言えば、韓国映画『シュリ』を見たときも
 キーボードがハングルだったことに感動した。)

そして、細い路地の間でたくましく食べ物を売る人たちを見ると
何故か、ああバンコクに来た、という気になる。
バンコクはもうイチゴの季節だ。

thai_sanpeen1
ピンク色のお砂糖みたいなものが付く。日本のイチゴよりずっと酸っぱい。

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2005年6月16日 (木)

微笑みの国・タイ その5。

忙しかったバンコク出張も終わり。
23時55分のANA便を待つ間、空港のバーでビールを飲む。

ここタイでも、公共の場はほとんど禁煙だから、
喫煙席のある店を空港内で探し出すのもたいへんだ。

店の中はほとんどが欧米人。
うまそ〜に煙草を吸いながら、思い思いにフライトまでの時間を潰している。
タイ人の前では偉そうな日本人も
このバーでは隅っこにかたまり、小さくなって遠慮がちだ。

日本人ってやっぱり変だなあ、と思いながら
タイで最後のSHINGHAを飲んだ。

airport

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2005年6月15日 (水)

微笑みの国・タイ その4。

鶏肉好きのタイ人が通いつめる店があると聞いて出かけた。

店の名前は『イサーン』。
タイ東北部のこう呼ぶけれど、お料理の方はどうなんだろ。

thai_dinner2
カイ・ヤーン。カイは「焼く」、ヤーンは「鶏肉」。鶏のあぶり焼き。

甘辛のタレとお醤油味ニンニク風味こってりタレの2種類がつく。
そのままでも、もちろんおいしい。
以前は店先で鶏肉を焼いていたらしい。
野良犬が集まってくるからやめたんじゃないか、とは現地駐在員の話。
このボリュームで100バーツしないから、嬉しい。

thai_dinner1
ヤム・ウンセン。春雨とエビ、鶏のひき肉、タマネギ、パクチーたっぷり。

ライムの絞り汁をたっぷり。そしてニンニクもたっぷり。
見た目はフツーだけど、油断して食べると、コレがめっぽう辛い!
でも、うっま〜。


そして、ここの名物。アリの卵入りオムレツ。

thai_dinner3
ふわふわの卵焼き。油の香りがぷ〜んとして、これがまたうまい。

アリの卵を必死に探すが、なかなか見当たらず。残念。
時期じゃなかったのかなあ。次回に期待。

最近は、本場タイと遜色ない味の料理を出す
タイ料理レストランがトーキョーにもたくさん出来た。
そういう意味では、タイ料理はずいぶんと身近になった。
でも、タイで食べると、なぜかいつもお腹がゆるい。
香辛料がキョーレツなのかなあ。ニンニクか?
現地のニンニクは日本人には強すぎるのかなあ。

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微笑みの国・タイ その3。

郊外の工場から、ここシーロムの繁華街まではクルマで30分。

新宿歌舞伎町に昼と夜の顔があるように
この街も昼間は精気を失ったように静かだ。
今にも雨が降り出しそうな湿った風に乗って
すえた盛り場特有の臭いが漂っている。

そんな街で、日本を離れて3ヶ月になるマーシーに、久しぶりに会った。
少し痩せてはいたものの、人なつこい笑顔はそのまま。
元気そうだった。
バンコクに行くことがあるなら訪ねてほしい。
きっと喜んで迎えてくれるだろう。

thaniya
サラデーン駅から、通称日本人路地:タニヤ通りを望む。
マーシーはこの通りの突き当たり、シーロム通りにある店で大活躍の毎日らしい。


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微笑みの国・タイ その2。

ユーミンの古い歌に『ランチタイムが終わる頃』というのがある。

振られたOLが
木々の間からこぼれる光に目を細め
昔のことなんかを思い出しながら、
ビルの谷間で過ごすランチタイムを歌った曲だ。

胸がチクンとする歌詞は、のんびり流れるメロディーにのって
健気に平和に生きるトーキョーのOLの気持ちをうまく表していた。

気候も風景も経済も全く違うタイ郊外で
その歌をふと思い出したのは
文字通り「ランチタイムが終わる頃」の
平和でノンビリとした、屈託のない彼女たちの様子を
とてもいとおしく思ったからだろうか。

ランチが終わると、
従業員休憩室とでも言うのだろうか、
このオープンエアの広場に集まってきて
おしゃべりをしたり新聞を読んだりひる昼寝をしたりして
仕事が始まるまでの午後の時間を思い思いに過ごす。

thai_lunchtime
恋人の話でもしているのだろうか。
彼女たちの表情は実に穏やかでやさしくて、かわいい。

工場で働く彼女たちにとって、自分たちがつくるブラウスは
とても高価で買うことはできないだろう。お給料の何倍もする値段だ。
それでも、彼女たちの表情からはそんなことはどうでもいいことのように見える。

工場の門の前では、フルーツ売りが
マンゴスチンやランブータンを毎日山のようにトラックに積んでやってくる。
トロンと甘くて、瑞々しいその香りが
余計この国の豊かさを象徴しているように思った。

thai_fruits
どれも1キロ売り。10バーツ(約30円)で買える。嬉しいほど安い。

thai_lunchtime2
工場ではピンポンがちょっとしたブーム。卓球台は手づくりだ。


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2005年6月14日 (火)

微笑みの国・タイ その1。

仕事でタイ・バンコク郊外にある縫製工場に行ってきた。

じっとりと肌に張りつくようなむし暑さも
郊外ののんびりとした空気の中なら、結構平気で過ごせるものだ。
トーキョーのガツガツした慌ただしさを逃れて食べるタイ料理は
格別においしかった。

その縫製工場は賄い付き。
ランチ時になると、工場の中庭にあるオープンエアの食堂は
若いオネーチャンたちでいっぱいになる。
今日は日本から来たスペシャルゲストのために
オバちゃんたちが腕によりをかけて
スペシャルバージョンのランチを用意してくれたらしい。

で、それがコレだ。

thai_lunch1

豚肉とタマネギを炒め合わせたもの。
これをタイ米の上にかけて、混ぜながら食べる。
めっぽう辛くて、ご飯なしでは食べられない。

もう一品はタケノコと鶏肉のスープ。

thai_lunch2

これは、あっさり味。
タケノコはタイではかなりメジャーな食材。
骨付きの鶏肉がゴロゴロ入っているが、日本の鶏肉と違って味が濃い。
豚肉のような色をしてて、歯ごたえがあり、とってもジューシーだ。

これらと一緒に
キャベツやインゲンや空芯菜に似た葉っぱを生でバリバリ食べる。

素朴だけどウマいランチだった。


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2005年1月23日 (日)

越前ガニを食べに行こう その7。

というわけで、布袋様のようなお腹になるほど
たらふくカニを堪能した一同は、そのまま翌朝まで爆睡。

昨日の殺生を詫びようと思ったかどうか、午前中に永平寺参りをする。
(この人たちほど禅宗の似合わない人はいない、と思うのだけれど…)
僧侶の読経に身洗われる清々しき思いのまま、
門前の蕎麦やで限定5食の天ぷら蕎麦とビールをいただき
敦賀の“河岸の市”を目指す。

おいしいもの、何かあるかなあ。

fukui_sabayaki
名物「鯖焼き」。開きかたが独特。

fukui_akaika
とにかくデカイ、赤いか。ダルマとも言うらしい。
全長1m以上はあった。18,000円なり。

お土産に、最近テレビにもよく登場する「へしこ(鯖のぬか漬け)」を買う。
塩辛いけど、これが素朴でなかなかにウマかった。

fukui_heshiko
生で食べてもよし、軽く炙ってもよし。日本酒がすすみそう…。

それにしても、今回の越前ガニは格別おいしかった。
食べるたびに思う。越前ガニの右に出るものはいないっ!!
今年一緒に行けなかったみんな、来年はきっと行こうね。

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越前ガニを食べに行こう その6。

ふ〜っ、食べた食べた。

ここまでくると、勿体ないとは思いつつ、
すべてを食べ尽くすことは無理かなあ〜と、一同やや弱気になる。
大皿の上には食べ切れない脚が残ってたりして…。

でも、でも、でも、
臓物系大好きの私としては、さっきの生のカニみそ、気になります。
どーやって食べるんだろ?
「迷ったらベテランに聞け」は世の常。
そこで、仲居さんに聞いてみた。

「鍋が終わったら、カニみそを溶かして、お雑炊のダシにしてください。」とキッパリ。
おお〜っ!カニみそ雑炊かいっ!!!ゼッタイ食べた〜いっ。

fukui_kanizosui
で、鍋に甲羅ごとカニみそを浮かべ、

fukui_kanizosui2
残ってるカニの身をダシとして加え(なんと贅沢な!)、
ほ〜ら、ダシがキレイな翠色になってきたよん。

fukui_kanizosui3
あま〜いカニみその香り。ううっ、たまりまへん。

fukui_kanizosui4
余ったカニの身もほぐして入れちゃおっと。

fukui_kanizosui5
最後に溶き卵をまわし入れ、フタをしてひと呼吸。

fukui_kanizosui6
どーよ。う、う、うまそ〜。

fukui_kanizosui7
悶絶!!こりゃあうまいっ!サイコーッす。

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越前がにを食べに行こう その5。

生でも十分いただけるカニを鍋にする贅沢。
カニみそだって、ホラ、この通り、生なのよん。

fukui_kaninabe2
カニみそは生で食べてもおいしくない。これは後のお楽しみ。

生のカニを薄いダシの中にさっとくぐらし、
ようやく火が通ったかな〜くらいで引き揚げ、プリッと身を取り出す。
まわりはほんのり白く、真ん中はまだ半透明。

やだあ〜、もう。どうしてこんなにおいしいのよっ!

fukui_kaninabe3
ご想像通り、日本酒のせいで、すっかりピンが合ってない。

ああ、もうダメ。おいしすぎて泣けてしまう…。

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越前ガニを食べに行こう その4。

一同、無言のまま、しばし茹でガニを堪能。
脚の先までしゃぶり尽くすように食べまくる。
しかし、このときまだまだコレが序の口だと誰もが気づいていない。

で、次に運び込まれたのは、焼きガニ。

fukui_yakigani

「さっと炙るくらいでいいですからね。くれぐれも焼き過ぎないように。」と、
親切な仲居さんは言ってくれるけど
丁寧に身をホジホジしてるうちに、カニはすっかり焼き過ぎの状態になっちゃって
かなり欲求不満。あ〜、もう焦げちゃってる〜。
「食べたいんだけど、間に合わないのよ〜。」てな具合。

ココまで来ると、かなりお腹いっぱい。

でも、でも、でも……
これでどーだ、とばかり、次の大皿が運ばれてきて、一同唖然!

fukui_kaninabe

カニ鍋だあ〜!

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越前がにを食べに行こう その3。

で、続いて出されたのは、お待ちかね〜の茹でガニ。

fukui_yudegani
脚に付いている黄色のタグが、三国漁港で揚がった
正真正銘の越前ガニの印。2人で1パイ。

なんと、この宿では、お客さんの顔を見てからカニを茹で始めると言う親切さ。
だから、ほっかほかの茹でたてが食べられる。
うれしいじゃないの、ねえ。

あちち〜、といいながら、茹でたてのカニを頬張る。
これを幸せと言わずして、何と言う。

で、当然のことながら、
カニみそだって、ホラこの通り、とろっとろのふわふわ、なのだ。

fukui_kanimiso

で、おまけに「カニみその甲羅焼き」なるものも登場して…

fukui_misoyaki
これはイケル!絶品。

う、う、う、うま〜〜〜いっ!!!!!!!!!の3乗。

この後、カニしんじょうが出てきたけど、
はっきり言って、そんなモノ食べてる場合じゃないっす!

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越前がにを食べに行こう その2。

うう〜っ。早く来んかいっ。と、待つこと1時間半。

芦原温泉でひとッ風呂浴びてから合流という電車組が到着したのは
午後6時半。カニの宴は7時を少しまわった頃にようやく始まる。

乾杯もビールもそこそこに、まず出てきたのは寒ブリのお刺身。
カニだけじゃなくって、これも十分過ぎるほどおいしいはずなのに、
お刺身には箸もつけずに、ひたすらカニの登場を待ち…。

で、これ以上待たされたら気が狂っちまう、という頃、
「生で召し上がっていただいても、ちょっとしゃぶしゃぶしていただいても…。
 お好きなように召し上がってください。」と言われ、
まず出されたのがコレ、カニしゃぶ。

fukui_kanisyabu

うぉ〜〜〜っ。
見た?見た?見えますかあ〜?
花が咲いたような、このカニの身。
ほら、東京12chの食べ歩き番組で出てくるでしょ、こんなの。

一同、まずは生で一口。とろんとろんであっま〜い。
続いて、しゃぶしゃぶしゃぶ。

fukui_kanisyabu2

わおっ。こっちの方が断然甘くておいしいじゃん。

仲居さん。次行きましょ、次。

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越前がにを食べに行こう その1。

カニの王様、と言ったら、誰が何と言おうと『越前がに』だ。
身の甘さはもちろん、あの芳醇な香りに勝るモノなし!!

カニ好きのあなた。
もしまだ食べたことがないなら、是非、冬の福井に食べに行ってもらいたい。
ズワイガニなんて注文したらダメよん。
「地ガニが食べたいです!」と強く主張してくだされ。

というわけで、
福井県越前海岸の三国漁港(一度行って散々な目にあった)を
ちょいと外れ、鷹巣海岸の料理旅館『藤田』に行ってみた。

実は何度かお世話になっている『山根屋』
予約しようと思ったら、なんと満室。
「地ガニを食べさせてくれるご近所の宿をご紹介いただけませんかあ?」と
頼みに頼んで教えてもらったところが『藤田』だったのだ。

クルマで半日もかけてわざわざ出かけていくのだし、とばかり、
食いしん坊の私は、事前のチェックに余念がない。
何度か電話でカニのコンディションを確認。
電話に出たご主人(声の感じからは若主人風)は
そんな一見のお客さんの私をバカにする様子もなく、
丁寧に丁寧に説明をしてくれて、こりゃあ期待大、と胸膨らませた。

東名をひた走り、名古屋から名神に入って、米原で北陸自動車道へ。
福井北インターを降りる頃には、まわりはすっかり雪国の風情となり
陽も暮れかかって、もうアタマは今夜のカニのことでいっぱい。

そりゃそうだ。
お昼は、海老名サービスエリアの有名なメロンパンだけで
済ませたんだもの。

meron-pan
これがあの有名な「ぽるとがる」のメロンパン。
1個147円なり。まあまあウマい。

meronpan2
同じ店の夕張メロンパン。同じく1個147円なり。
真ん中にオレンジ色のクリームたっぷり。
好みの問題だけど、私はフツーので十分。

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2004年9月17日 (金)

新潟に行ってきました その6。

鮎の塩焼きを食べて、お腹もいっぱいになったことだし
温泉でも入っていきましょうか、ということで
峠道を走って、高柳のじょんのび村へ。

その前に、茅葺き屋根の集落のある荻の島を見てみたい。
じょんのび村からはクルマですぐらしいし…。

そして、日も暮れかかった頃、
またまた、だ〜れもいない集落に到着。

わお〜、タイムスリップしたみたい。

niigata_takayanagi2.jpg
こんな景色、なかなか見ることない。

niigata_takayanagi3.jpg
茅葺き屋根の家には、今も人が暮らしている。それがスゴイ。

宿泊用の民家もあった。
冬、雪深いときに来たら、感動は数百倍になるだろうなあ。

茅葺き屋根の家の前の田んぼも稲刈りの真っ最中。
この集落で暮らす人だろうか。

niigata_takayanagi.jpg
まるで落ち穂拾いの絵のよう。

田畑を耕して作物をつくり、長い冬を越し、
春を迎えて、また作物をつくり…。
こうして人は生きてきたんだなあ。
何だか胸がキュンとなる…。

私も頑張らなくっちゃ。
さあ、明日は横浜に帰るぞ。

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新潟に行ってきました その5。

鮎が食べたくなって、越後川口ICからすぐの“やな場”に行ってみた。
魚野川が信濃川と合流するところから1kmほど上流にある、
古い古いやな場だ。

河原の母屋から橋を渡って、やな場に向かう。

niigata_yana.jpg
橋は今にも壊れそうなくらい古い。これも風情といえば風情。

niigata_yana5.jpg
魚野川にしかけられた“やな”。

小さい頃、家族で来たときは
時折魚が揚がっていたけど、今はどうなんだろう。
ほとんど養殖かもしれないなあ…。

やな場にいたオジサンに聞いてみる。
「今日は、どうですか?」
「まあまあらこってさの。昔より少なくなったこってぇ。」
へへ、越後弁だ。

niigata_yana4.jpg
すのこを編み直すオジサン。足の親指に縄をひっかけて器用に編む。

さてさて、母屋に戻って、鮎の塩焼きでもいただきましょう。

ええ〜っと、塩焼きの前に、
コレコレ、うるかだあ。

niigata_uruka.jpg
右が鮎の内臓の塩辛、うるか。左は鮎の子の塩辛。うま〜い。250円。

うう〜っ、日本酒、飲みた〜〜いっ!

そして、鮎の塩焼き。
手前の1尾はメスで、子が入ってた。ラッキー!!

niigata_ayu.jpg
鮎の塩焼きは時価。今日は2尾で1650円。

そして、鮎飯もたのんでみる。
鮎のほぐし身が入った、お醤油味の炊き込みご飯。
ほんのり鮎の香りがする。

niigata_ayumeshi.jpg
おしんことお味噌汁付き、570円。

ここのやな場は、鮎を炭火で焼いてくれる。
調理場をこっそり覗いたら、写真を撮ってもいいというので、パチリ。

niigata_yana2.jpg
焼いてる鮎からはジュ〜ンと汁が滴って、とってもおいしそう。

この日は平日。しかもお昼をずいぶん過ぎていたせいか、
お客さんは私たちだけ。
ゴザが敷かれただけの母屋は広々と静かで平和だ。

niigata_yana6.jpg

お腹いっぱいになったし、川風が通り抜けて気持ちいい〜。
あ〜、ゴロンと横になってウトウトしたいな〜。

と、思ったら、壁にこんなものが…

niigata_yana3.jpg

どうやら思うことは皆同じらしい。

今年は11月末日まで営業。秋はウナギもおいしいとのこと。
電話 0258−89−3104

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2004年9月16日 (木)

新潟に行ってきました その4。

里山歩きをするなら、こんな素朴なお菓子はどうでしょう。
歩きながらパリパリ食べると、とってもおいしいんです。
お行儀が悪いなんて怒る人は、だ〜れもいません。

niigata_okashi2.jpg
黒豆入りの卵風味のおせんべい。ほんのり甘くておいしい。
黒豆が素朴な味わい。

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おからのかりんとう。黒糖のかりんとうよりず〜っと軽くて、
うすあげのおせんべいのよう。ゴマがほんのり香って、甘くて…、止まりません。

niigata_okashi.jpg
お土産にどーぞ。道の駅で見つけました。
半端モノのおせんべいの詰め合わせ。この量で170円なり。お買い得です。

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のんびり、楽しい里山歩きのおともでしたあ。

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新潟に行ってきました その3。

いっこうに涼しくならず、いつまでも暑い、暑いと嘆いていたけど、
新潟刈羽三山のひとつ、八石山の麓を歩いてみたら…

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すすきは穂をのばし、

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山萩の花は咲き、

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紫式部は色を変え、

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山うどの実がなり、

里山にはちゃ〜んと秋が来ていた。

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2004年9月15日 (水)

新潟に行ってきました その2。

新潟県小千谷市は縮とお蕎麦が有名なところ。
東京にも支店がある須坂屋さんの本店に行ってみた。

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小千谷市街地から車で約10分。“小粟田(こわだ)”というところにある。

私が子供だった頃から、「小千谷の須坂屋」といえば有名だった。
並みいる老舗蕎麦屋を押さえて、その人気ぶりはダントツ。
でも、その頃は、今のように立派な店構えではなく、
坂の途中にひっそりあって、
ともすると見過ごして通り過ぎてしまうような小さな店だったけど。
もう30年近く前の話だ。

お墓参りの帰りに、親戚一同クルマに乗ってかけつけて、
大勢でワイワイへぎそばを食べた。
でも、今日はひとり…。
時は流れて、いろんなことを変えていく。
ちょっとさみしいけど、仕方ない。
味が変わってないといいなあ。

で、注文したのは、天ざるセット1000円。

niigata_suzakaya.jpg
量は少なめ、と書いてあった。お蕎麦をたくさん食べたい人にはそうかもしれない。

布海苔つなぎのお蕎麦はコシがあって、おいしい。
タレも昔ふうのやや濃い甘めの味だ。
なつかしいなあ。

同じ須坂屋でも
東京のお店よりおいしいと思うのは、
やっぱり本店だからだろうか。
それとも田舎の空気のせい?
それとも私のなつかしさのせい?

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新潟に行ってきました その1。

新潟は今稲刈り真っ盛り。
そこで、コシヒカリで有名な魚沼地区のとなり町、
刈羽郡小国町の湧き水溢れる棚田の稲刈りを見学に行った。

小国町は山間の小さな町。
水が冷たくてキレイなことはあまり知られていないけど
そのおかげでおいしいお米ができる。

山に近づくにつれ、稲のいい香りがぷ〜んと漂ってくる。
県道の脇道を入って山の方へ3キロほど上ると、
棚田が延々と続く風景に出会う。

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陽の光を浴びて、田んぼはまさに黄金色。

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たわわ、たわわ。今年のお米はおいしいぞお〜。

機械化が進んで、ずいぶん楽になったとはいえ、
稲刈りは一年で一番忙しい季節だ。
人は昔から永々とこの作業を繰り返してきたのだと思うと
何とも言えない思いが胸の中を熱くする。

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今ではすっかり見かけなくなった“はさかけ”。

自然相手の仕事は大変に違いない。
だけど、気温の変化でしか季節の移り変わりを感じることのない生活を
送っている私にとっては
自然の色彩と匂いがいっぱいの暮らしは
やっぱり豊かさを感じずにはいられない。
人は何をもって豊かというのだろう。

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2004年8月21日 (土)

ヨットで紀州巡り その12。

12日朝、今日も快晴。
朝食後9時、徳島阿波踊りに向かう一行は出航。
浮き桟橋でお別れだ。なんだか、やっぱり寂しい気分。

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行ってらっしゃ〜い。気をつけて。

ああ、楽しいクルージングも終わっちゃったあ…。
今日から、自分の足であるかなくっちゃ。
紀伊由良駅までバスの中で、
夕べ民宿のとなりのタバコ屋さんの前で立ち話したおばさんと一緒になった。
おばさんは2つほど前のバス停で下車。
立ち止まって手を振り、見送ってくれる。嬉しい。

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「お帰りですか?気をつけてね〜。」いい人だ。
住所聞いていけばよかった。また会いたいなあ。

由良は、金山寺味噌とお醤油発祥の地と聞いた。
せっかくだから、発祥のお寺興国寺に行ってみた。

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駅から徒歩10分。とってもキレイなお寺だ。

興国寺は覚心が鎌倉三代将軍源実朝の菩提を弔うために建立。
その後、中国の径山寺(きんざんじ)に留学中に味噌の製法を学び、伝えたのだそうだ。
日本一の大天狗も奉ってあった。これはデカイ。

ふふ〜ん。勉強になるね。

興国寺から駅に向かう途中、案山子にも出会った。

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今ではすっかりめずらしい。
案山子フリークのオジサンでもいるのかしらん。

いろんなところで、いろんな人が、いろいろに暮らしているなあ。
普段は、自分たちの住むところだけが、「日本」の有様だと思ってしまいがちだけど、
こうして旅に出ると
こんなふうに静かに豊かに暮らす人たちのほうが圧倒的に多いんじゃないかと
思えてくる。大事なものを知らず知らずに失っているような気さえしてくるのだ。

興国寺山門前の檜屋さんで
「天狗しょうゆ」と「金山寺味噌」をお土産に買って、
さあ、横浜に帰ろうっと。

楽しかった。おいしかった。サイコーだった。
みんな、どうもありがとね。

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ヨットで紀州巡り その11。

「すみませ〜ん。すみませ〜ん。」
何度も呼びかける声で目が覚めた。
そうだ、昨日はヨットに泊まったんだったっけ…。

「花火の台船が着くんで、ヨット、動かしてくださ〜い。」
「何時に、ですか?」
「いや、もう、そこに来てるんです。」

午前6時半。それからが大変だった。
港内をグルグルまわるが、どこも浅くて、係留する堤防までたどり着けない。
やっとの思いで着けた岸壁は、寄せては返す波の勢いが強くて
ヨットは木の葉のようにあおられ、グシャンと叩き付けられそうだ。
シートをもっと引け、ああぶつかる、ぶつかる、もっと押せ〜っ、
ちがう、ちがう、こっちだ、こっち、とか、ナンとかカンとか。

こんなとき、女性ゆえの力のなさを情けなく思う。
毎日腕立て伏せ50回を硬く心に誓う瞬間だ。
要するに“役立たず”の自分にガッカリしてしまうのだ。

悪戦苦闘の末、結局、元いたの場所にもどって
台船に係留させてもらうことにした。
同じ港内なのに、ウソのように静かにヨットはつながれている。

時計を見ると、まだ午前8時。
たった1時間半の出来事なのに、もう随分経ったような気がする。
あれはいったい何だったんだろう…。
波は、ほんの少しの変化で、ひどく変わっちゃうものなんだなあ。

ボー然としたまま、近くの喫茶店で450円のモーニングを食べ
午前10時南紀田辺を出発した。

さあ、紀州も、今日の寄港地、由良港が最後になる。
南紀田辺から由良までは20マイル超だ。
7ノットで走れば、3時間程度で着く。

だけど、この日はあいにくの向かい潮。
紀伊水道を走り、由良港に着いたのは、午後2時半だった。

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由良も静かな漁港。誰も見当たらない。
まるで時間が止まってるようだ。

由良港内をグルッとまわり、浮き桟橋を見つけて係留。
桟橋の前は、「釣宿平佐館」。な、なんと、クエ鍋付き、だ。

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係留費込み、一泊二食付き10000円。

漁船の音と蝉の鳴き声だけ。
のんびり暮れていく由良の民宿で味わったクエ鍋は
南紀田辺の割烹のソレとは、ちと違ってた。

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これで5人前。食べきれない…。

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写真を撮り忘れそうになり、かろうじて一枚パチリ。
食べ残しみたいで、おいしそうに見えないが、実は一番ウマかった。

なにが違うかっていうと…
ここで食べたクエは、脂がのっている。
「脂がのってる」という言い方が正しいのかどうか、よく分からないけど、
とにかく脂いっぱいだった。でも、お魚特有の脂臭さがないから不思議。
プルプルのゼラチン質がたっぷりで、
上品って感じじゃあないけど、お魚好きにはたまんない味。

きっと、クエ鍋って、本当はこういう味なんじゃないかなあ…。
田辺のは「お料理屋さんのクエ鍋」で「よそ行きの顔」。
こっちは「漁師町の野趣溢れるクエ鍋」で「すっぴん」って感じ。

とっても、おいしかった〜。

ああ、明日で楽しいクルージングも終わり。
ここ、由良で徳島に向かうみんなを見送ります。

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ヨットで紀州巡り その10。

10日8時半、那智勝浦を出て、今日は南紀田辺へ。
今日もピーカン。サイコーのセーリング日和。

途中、シイラが大漁となり(すべてリリース)、

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キラキラ光ってすごくキレイ。でも臭いんだよね〜。

11時20分、潮岬も無事通過し、

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潮岬灯台はとってもチャーミング。誰もが記念撮影したくなる。

15時40分、着きましたあ!南紀田辺です。

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シータイガーの対岸に係留。

さてさて、今日は……

クエ鍋だあ。

田辺大橋を会津川沿いに少し行ったところにある「割烹ゑびす」
クエの旬は冬だと思っていたけど、実は今頃なのだそう。
一人前8000円のクエ鍋はちょっと怯んだけど、
7人で4人前を用意してもらい、行ってみることにした。

一度食べたら忘れられない味、と言うけど……。
どーだっ!!

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これで2人前。シイタケの下にある黒いのが目玉。

ポン酢と紅葉おろし、で、パクッ。
脂がうっすらのって、上品で淡白な味。
グロテスクな姿からはちょっと想像できない。
鍋用に目玉が一個だけのっていたけど、大先輩に先を越されて食べられず…。
うう〜〜、残念。

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左、桜色の器に入っているのは唇部分の揚げ物。
ふるふるして、独特の食感。ゼリーの唐揚げのようだ。

クエの薄造りもおいしかったけど、
鍋の醍醐味は、最後のお雑炊にある!それは世間の常識。
クエ鍋も同じだ。とにかく、んまいっ!!!
(またまた、おいしさに夢中で写真を撮るのを忘れてしまった…。)

南紀田辺でクエ鍋に出会い、
これこそがクエの味だと思った。
でも、でも、でも、
翌日、またまた目からウロコのクエ鍋に出会っちゃったのだ。

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ヨットで紀州巡り その9。

8月9日9時に三木浦港を出て、那智勝浦へ。
途中、ボート遊びはしたものの、勝浦入港は午後2時半。

ここは昨日の三木浦と打って変わって、一大観光地。

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大きな建物は有名な「ホテル浦島」。家族連れでいっぱいだ。

今晩はマグロにカツオ、クジラも期待できるかなあ。
そして、そして、夜の帳も降りる頃、
街中に「那智黒飴」の黄色い旗がぶら下がってる那智勝浦の繁華街へ
いざ出陣!
昨日のウップンを晴らすべく、まずは「寿司勝一」へ。

ここの名物「まぐろの塩から」をいただく。
黒マグロの赤身の上に、ちょこんとのっかって出てきたソレは
鮮やかなオレンジ色。見た目はウニのよう。
マグロの内臓あれこれを練り合わせたものなんだそうだ。
味は……
そう、沖縄の豆腐よう、みたい。
チーズとウニを混ぜたような、独特の味わいのするアレ。
からすみのようでもあり、粕漬けのような匂いもする。
不思議な味だ。

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写真をとり忘れたので、イラストで。

これだけじゃあ欲求不満と、まぐろ料理の看板を探して、もう一軒。
「まぐろ料理ますだ」へ。

だけど残念ながら、この日マグロ料理はほとんどが売り切れ。
それなら、と、クジラ料理にチャレンジ!

まずは、クジラの畝須(うねす)。
蛇腹状になっている腹側の皮部分をお刺身、生姜醤油で。

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うう〜ん、確かにうねうねになってるぅ〜。

見た目は悪い(ゴメン)けど、コリコリしてて、結構イケル。
脂っぽさを心配したけど、大丈夫だった。
次は、赤身と本皮のお刺身。

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この白いのって、脂身でしょう?口の中、ベットリしそうだけど…。

食べてビックリ。あっさりしてる。臭み全然なし。
クジラって、はりはり鍋や尾身や竜田揚げ(昔よく給食に出た)くらいしか
食べたことなかったけど、おいしいモノなのね。

大阪あたりじゃあ、クジラをよく食べるけど
関東ではあまりなじみがないものねえ。
やっぱり地元で食べるといろいろ勉強になる。
ああ、今日も食べた。食べたあ〜。

寿司「勝一」は店名をクリック。

まぐろ料理「ますだ」
那智勝浦町築地4-4-19
電話 0735-52-7466
火曜日定休
カウンター8席くらいの小さなお店。
9時閉店のため、遅くに行くとほとんどが品切れ?

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2004年8月20日 (金)

ヨットで紀州巡り その8。

ここ三木浦港も小さな漁港。
艇の中から携帯で予約した「民宿ななうら」は、なんと素泊まり2500円!
ヨットで行くと言ったら、
「港に入る手前でもう一回電話ちょーだい。そしたら係留する場所、教えるから。」
と、言ってくれた。
コレはありがたい。親切だ。

で、三木浦に無事入港。オジサンと娘さんが出迎えてくれる。

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オジサンは「民宿城(しろ)」のご主人。「ななうら」は姉妹店だ。

三木浦は、時間が止まっているような町。
人もほとんど歩いていない。
ピ〜ヒョロヒョロとトンビが鳴き、カナカナカナカナカナ〜と蝉が鳴いているだけ。
静かに暮れていく、夏の夕暮れ。
こんなに穏やかな「日本の夏」がまだ残ってるのね。なんだかホッとする。

3部屋ある素泊まり2500円の民宿は、快適でキレイ。
(エアコン、テレビとも、1時間100円のコイン式には仰天したけど)
この日、お客さんは私たちだけだった。
シャワーを浴び、ワインを飲んで過ごす夕食までの、まったりした時間。
幸せってこういう何気ない時間のコトをいうんだよね。

今日の夜は、さっきオジサンに教えてもらった
クルマで15分の隣町、三木里のお寿司屋さんで宴会だ。
残念ながら、ここ三木浦には気の利いた食事を出してくれるところがないらしい。
タクシー呼んで、と頼んだら、自分のクルマで送っていってくれる、と言う。
しかも、6人は乗り切れないから、軽バンを一台貸してくれるオマケ付き。
「帰りはそのバンに乗って来な。駐車場に停めて、鍵はつけっぱなしでいいよ。」
だって。

親切だ。どうしてそんなに親切なんだろ。
だって、私たち、2500円素泊まり一泊だけ、なんだよぉ。

人はのんびり暮らすと親切になれるんだろうか…。
それとも、オジサンの人柄なのか。

残念ながら、隣町三木里のお寿司屋さんは全くのハズレだった。
ど、どーしてだ?と思うくらい、とにかくネタに恵まれなかった。
店を出て、近くのスナックで焼うどん定食を食べる始末。

でも、いつもならアタマにくるはずの、
そんな“お寿司屋の不運”も、今日は笑いのネタになる。
それは、オジサンの、とびっきりの親切に触れたからだろう。

三木浦、いいところだ。今回の寄港地は当たりが多い。
よかった。

民宿 城(しろ)
尾鷲市三木浦漁港の真ん前にあり。
電話 0597-28-3185
※「民宿ななうら」もこちらに電話すればオーケー。

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ヨットで紀州巡り その7。

お腹いっぱいになった頃、艇は熊野灘、尾鷲に差しかかり
柱状節理の岸壁が続く。

海の水はラムネ色。
舐めるとしょっぱいなんてことが信じられないほど
とろんとしてキレイな海です。
この辺りは、有名なダイビングポイントがたくさんあるらしい。

三木浦港に入る前に、ちょっと磯遊び。
アンカーをうって、ちょっと泳いでみる。
青くってちっちゃな魚がヒラヒラいっぱい見える。

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見えますか?岸で手を振ってるの。真ん中辺りに、小さくポツンといます。

ヨットの中では、姫サザエをめんつゆでささっと煮てみる。

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見て、見て〜。クルクルのキモだって、ぜ〜んぜん苦くない。

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これが、マズかろうはずがないっ!

ふ〜っ。何て幸せ…。
そろそろ、三木浦港に入りましょうか。今夜はどんなモノが待ってる?

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ヨットで紀州巡り その6。

夏の艇の上で食べる果物は、格別美味しい。
のどが乾いているせいもあるだろうけど、
太陽の光の下、しょっぱい風に吹かれて、真っ青な海で味わう
甘酸っぱい果汁の味はこたえられない。

ねえねえ、スイカ、切ろうよ。
いいね、いいね。

で、こーなるわけ。

nanki-suika.jpg
んま〜い!!!まるで、小学生の頃描いた絵日記のよう。

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大のオトコもライフラインにしがみついてスイカを食らう。
種を海にペッと吐き出すのは常識なのだ。

6人でスイカ半分。もうお腹いっぱい…。残り、どうしようっか…。
そうだ、この中にソーメン入れて、食おーぜ。

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中身をひたすらくり抜く、くり抜く。
身はこの後、スクイーズしてジンや焼酎で割って飲んだ。

ジャ、ジャ、ジャーン!
見よ、この芸術的な出来上がりを。

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夏のヨットで食べるご馳走の一番は、ソーメン。
冷たくって、喉ごしがよくって、うまいのなんのって、これは例えようがない。
薬味は、おろし生姜に、ネギに、みょうが。
必ず、生のモノをお使いください。
ヨットの上だからって、くれぐれもチューブ入りの生姜なんて、いけませぬぞ。

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2004年8月19日 (木)

ヨットで紀州巡り その5。

昨晩、アワビのキモに大満足した一行は
白沢お義父さんからスイカ1個をいただき
8日朝10時、次なる港三木浦港を目指す。

擬似餌を流して艇を走らせていく。
この辺りは鰹のメッカ。うまくいけば鰹だって夢じゃあないのだ。

でも、そうは問屋が卸さない。ウマくいかないのは世の常だ。
走れど、走れど、浮きはただただヨットの後を泳いでいる……。

と、あきらめかけたそのとき、
かかった!
慎重に、慎重に、巻き上げていく。
どーよ。

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結果は、宗田ガツオ。
肌の様子はサバのようだけど、尾びれがまるでカツオ。
「これ、モチモチしてうまくなんだよなあ〜」という声もあったが、
折角だからいただいてみましょう、ということになり、
さばきはじめたはいいけど、な〜んか血合いが多いなあ…。

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結局、身は……

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これっぽっち…。サミシイ。
食感は「モチモチ」というより、「モクモク」といった方が、個人的には正解かな。
でも、こんないいお天気、風を切って走るヨットの上で食べたら、
宗田だっておいしいっ。

結局、この後も宗田ガツオが続いて、すべて海にリリース。
海に帰っていく魚たちが
「おお、やべえ。やべえ。気ぃつけなくっちゃ。」と言ったとか、言わなかった、とか。

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ヨットで紀州巡り その4。

7日、三重県南勢町田曽浦の民宿「浜口屋」さん。
長い航海の汗をお風呂で流したら、
おまたせしましたあ。待望の夕食。

やっぱり、これでしょう!タイやアワビの舞い踊り〜。

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アワビはもちろん、石鯛も脂がのってて、んまい!!!!!!!!!!

そして、アワビといったら、コレコレコレ。コレを食べたかったんです。
キモ〜〜〜ッ!!

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プリップリ。でも、中はトロ〜ン。堪えられないウマさ。
nanki-tasoura_kimo2jpg.jpg
ほ〜ら。こんなに大きい。どーよ。

ついでに、これもどーだ。角がいっぱい出ていて、おっきい、おっきいサザエです。

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コリッ、コリ。この磯臭さがたまんないっ!

で、あまりのおいしさに、感謝、感激。Merci beaucoup! Thanks a lot!!

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舟盛りの石鯛に、思わず感謝のkiss!

ああ、田曽浦、いいところです。来てよかったあ。
アクセスがあまりよくないだけに、鄙びた漁村は、まさに穴場的存在。
お魚好きにはオススメです。
今年は黒潮の関係で、ここ三木浦では鰹があまり揚がらないのだそうですが
本来はおいしい鰹の食べられるところとして有名。
でも、鰹がなくても、十分でしたよん。

民宿「浜口屋」
三重県度会郡南勢町田曽浦
電話 0599-69-2067
一泊二食付き、9500円でした。

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ヨットで紀州巡り その3。

それから、ひた走ること4時間。
英虞湾を過ぎて
とうとう着いた! 田曽浦だぁぁぁああ!!

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ここは三重県五ヶ所湾の入口。岬の先っぽにある、ちっちゃなちっちゃな漁師町。
実は、最初の入港地にココを選んだのは訳がある。
クルーの一人、白沢サンの奥さんの出身地なのだ。
白沢サンの奥さんは一足先に里帰り、港でお義父さんと一緒に出迎えてくれた。

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右端がお義父さん。左端はモノ珍しくて見物に来た近所のオジサン。

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ファックスで送られてきた入港指示。
「父さんが岸に待機」という書き込みにホノボノ。

さあ、今夜はお魚いっぱい食べるぞ〜。

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ヨットで紀州巡り その2。

6日夜8時に静岡清水を出航して、39フィートのババリアに乗った7人が
御前崎を通過したのは午前1時半過ぎ。
夜の航海は十分な注意が必要だけど、
空いっぱいに瞬く星と波にきらめく夜光虫の光を見てると
ほんとに心がキレイになっていく。
今までやらかした悪行を一人静かに反省したくなっちゃうから、不思議だ。

と言いつつ、片手にビールはかかさない。
ついでに、出発前に差し入れされた、折り詰の海苔巻きも頬張った。

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注意!!中にワサビだけの海苔巻きあり。
暗いから食べてみて、はじめてソレと分かる。
冗談のキツいお寿司屋さんの、粋な餞別だ。

10時から3時間交替で睡眠をとってヨットを操り、遠州灘も超えて
「この向こうが三河湾だ」と言う声を聞いたのは、7日午前11時を過ぎた頃だった。

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ヨットで紀州巡り。

徳島阿波踊りレース出場のため回航するヨットに乗せてもらい、
紀州に行ってきた。
静岡清水を6日夜8時に出航。紀伊半島をのんびりぐるっと廻って
12日まで6日間の船上生活。
ずっと前から「紀州はうまいものがたくさんあるぞ〜っ」と聞かされていたから
そりゃもう気分はウルトラhigh。どんなモノに巡り会えるのかしら。

nanki-map.jpg
これが今回の航程。

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2004年7月27日 (火)

そうだ、下田に行こう。その後。

下田で仕入れた、アジの干物を早速食べてみました。

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うっま〜い!!

「どっちの料理ショー」でよくみる映像のように
焼いてる途中で油がジュ〜ンと滴り落ちます。
身はうす〜く塩がまわって、ふっくらと柔らか。
決してナマ臭くなく、魚のうまみがギューッと濃縮された味。

あまりのおいしさに
早速、お店に「おいしかったよん」と電話したら
「お天道さんのおかげだわ」と、おばさんが笑って答えてくれました。

そうそう、梅干しも届きました。
小さな段ボールを受け取ったとき、
まだ箱も開けてないのに、ぷ〜んと梅干しの酸っぱいいい香り。
箱の中には、色のよい柔らかい小梅の梅干しと
「梅干しを買ってくれてありがとう。」と書いた紙、
住所が書かれた現金書留封筒が一枚入っていました。
そう言えば、玄関先で私の住所は渡したものの
おばさんの名前も住所も、
梅干しの値段さえ聞かずに帰ってきてしまったんです。
なんと呑気なこと…。

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この色。もちろんですが天然です。

梅干しの値段は、1キロ900円。
2キロの梅干しは送料と合わせて2650円でした。
おばさんの名前は鈴木もん。下田3丁目にお住まいです。

今日も下田がよいお天気でありますように。
あちらのお天気が気になるようになりました。

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2004年7月26日 (月)

そうだ、下田に行こう。その6

昨年、ヨットで下田に立ち寄ったとき、折からの台風で何日も足止めをくった。
そのとき、この銭湯にはホントにお世話になった。
だから、この日も行ってみようと、タオルと石けんだけは
カバンに入れてきたのだ。

さあ、39度の炎天下を何時間も歩き続けた汗をきれいさっぱり流していこう。

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入浴料大人340円。

昼下がりの銭湯は、お客さんも少ない。
お湯はたっぷりで、めっぽう熱い。
湯船につかって、ゆっくり足を伸ばす。
あ〜、極楽、極楽。

干物のお土産も無事手に入れたし、
小梅の梅干しもそのうち届くだろ。
汐くみ帽は残念だったけど、店が健在なことが確認できただけでも
よかった。

大手資本のショッピングセンターやファミレスが立ち並び、
地方はどこも同じような街に変わっていくなかにあって
下田は相変わらずのんびりとして、
自然と向き合って暮らす、人間らしい生活が見え隠れする街だ。
どことなく艶っぽい、独特の風情もある。

外から来るモノのワガママとは知りつつ
昔懐かしい食堂や商店や干物屋が
ずっとずっと商売をし続ける街であってほしいと思う。

また、来るね。

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そうだ、下田に行こう。その5

小1時間休んで、また街をぶらぶら歩く。

ペリーロード近くで、梅干しを干してる家を発見。
玄関先で汗を拭いてたおばさんに
「この梅干し、おいしそう…」と声をかけたら、「食べていいよ。」と言ってくれた。

色もきれい。小梅だけど、皮も柔らかくて、ホントにおいしい。
2、3分立ち話していたら、梅干しを分けてくれるという。
「住所を教えてくれたら送るから。」というので、
名刺を渡して、2キロ送ってもらうようお願いした。
こんなに簡単に人を信用していいのかしら。
でも、おばさん親切そうだし…。

ついでに聞いてみた。
「この辺で、美味しい干物屋さん、知りませんか?」

で、教えてもらったのが、ここ。問題の干物屋から、そう遠くない。

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長谷松水産。電話0558-22-0111

店先ではおばさんとお兄ちゃんが、忙しそうに干物を取り込んでいた。

「あの〜、干物売ってもらえますか?それから、失礼ですけど冷凍になってますか?」
「あ?レイトー?まさか。」とおばさん即答。

やったあ〜。ココ、イケルかも。

嬉しくなって、実はコレコレしかじかと今までのいきさつを説明したら、
おばさんも、奥から出てきたおじさんも笑って言った。
「ウチはちがうよ。でも、毎日揚がる魚が違うから、いつも同じモンがあるとは
限らないし、値段も10円20円は変わるんだけどね。」

イイ。すっごくイイ。
自然のものだもの、そうこなくっちゃ。
ああ、梅干しのおばさん、いいとこ教えてくれて、ありがとね。

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この日、マアジは大一枚150円。小130円。
カマスは売り切れだったけど、あれば350〜400円とのこと。

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人柄がにじみ出てる笑顔。長谷松水産のおじさん。

よかった。下田まで来た甲斐があったというもの。
こういう干物屋さんを探していたのよね〜。
すっかりゴキゲンで時計を見ると、2時40分になろうとしている。

「希望」は4時出航。
さあ、ひと風呂浴びて、帰ろ。

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そうだ、下田に行こう。その4

下田には干物屋さんが軒を連ねる通りがある。
来る前にインターネットで調べて、
中でも一番由緒正しそうな、某店に行ってみる。

キレイな店構え。入口を開けて中に入る。
「いらっしゃいませ〜。」
店の店員さんたちは、地方からの注文なのか
宅急便の梱包に大忙し。
やっぱりおいしいんだ、ここ。
店の真ん中には大きな大きなショーケースが鎮座していた。
(セブンイレブンのアイスクリームが入ってるアレの、もっと大きいヤツ)
わくわく近づいて、中をのぞいてみたら……

アジもカマスも金目も霜でうっすら白くなってる。

なんだ、全部冷凍じゃん!

冷凍だったら、横浜で買っても同じだよぉぉぉぉお。
ガッカリだなあ。
でも、気弱な私は何も買わずに店を出るわけにいかず
真あじのひらきを3枚だけ買う。
お店の女性に「これだけでいいですか?」といぶかしげに聞かれ
おまけに「冷凍すれば1ヶ月は持ちますから。」とダメ押し。
会計を済ませて、そそくさと店を後にした。

おいしい干物にめぐり会うのは、
下田行きの大事な目的のひとつだったのにぃ。
あ〜あ、商売繁盛すると、こうなっちゃうのかしらん。

失意のどん底に、39度の炎天下はキツ過ぎる。
お茶でも飲もうっと。

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了仙寺近くの茶房「田」。2Fはギャラリー。水曜定休。

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ボサノヴァの流れる店内は、広くて静か。イイ感じだ。

頼んだアイスコーヒー、700円。
さっきの冷やし中華と同じ値段だ…。
そう思ったら、チクンと胸が痛くなる。
ボーッとしてきた。熱中症かなあ。
少しアタマも冷やそ。

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そうだ、下田に行こう。その3

下田に行こうと思ったのには、訳がある。
この帽子、まだ売っているか確かめたかったのだ。

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友達に教えてもらって、去年、下田で買った「汐くみ帽」である。

ランニングに半ズボン、虫取り網を持った少年がかぶっていたような
昔懐かしいカタチ。
生地は帆布、色も生成りのみ。
めっぽう丈夫で、ゴシゴシたわしで洗っても、ぜんぜん平気。
水洗いすると多少縮むけど、帽子の端っこをひざ小僧にひっかけて
力づくて引っ張ると、また生地が伸びて、ちょうどよくなる。
縫製が丁寧だから、多少雑な扱いをしても気にかける必要なし。

このお気に入りの帽子は、下田の小さな帽子屋さんにしか売っていない。
職人ワザの光る、地方の隠れた逸品だと思っている。
一度、NTT番号案内に聞いてみたけど「見当たりません」と言われ、
もうお店をやめちゃったのかなあ、と、ず〜っと気になっていた。

店の名前も場所も、はっきり覚えていない。
あやふやな記憶をたどりながら、
下田の商店街を2時間も歩き回った。

気温38度くらいあったと思う。
汗ももうじき出なくなるんじゃないだろうか、と思うほど
びっしょり汗をかきまくった頃、

とうとう見つけた!!!ここだあ。

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しかし、シャッター閉まってる…。
あ〜あ、お休みかあ。それともつぶれちゃったのかなあ。

近所の人に聞こうにも、この炎天下、だ〜れも歩いちゃいない。
気がつけば、もうすぐ1時。とりあえずランチにしよ。
おいしい焼魚定食や刺身定食を探すゲンキもなく、
帽子屋さんの角をまがった食堂に入る。

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下田はこの手の、昔懐かしい食堂がまだたくさんある。

食欲ないなあ。冷やし中華、いってみようか…。

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う、うまい。普通でうまい。昔っぽい味。700円なり。
お水をがぶがぶ飲んで、一息ついてから、
お店のおじさんに、コワゴワ帽子屋さんのことを聞いてみた。

「あのー、角を曲がったところにある帽子屋さんは、今日お休みですかあ?」
「ああ、村野さん? 今日、やってなかった? 」

てことは、まだつぶれてないんだ…。

「ああ、あの帽子屋さん、今日は休みだろ。
でも、休みの日に、あそこのご主人、ときどき喫茶店で遊んでるよ。」
と、餃子をぱくついてた常連風のオジサンが、口をはさんだ。

「えっ? ほんと? あそこの喫茶店? じゃあ、今、見てきてやるよ。」
と言ったが早いか、食堂のおじさんは出前用のバイクに乗って
店を出て行ってしまった。

なんて親切なんだろ、この街の人。

汗を拭きふきもどってきたオジサンは
「今日は、朝から一度も来てないってさ。残念だったね。」と言って
何事もなかったように仕事に戻った。

人の親切に触れるとゲンキになる。
おじさん、どうもありがとう。
さあ、次はおいしい干物でも、探しにいこうっと。

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そうだ、下田に行こう。その2

「希望」は高速船だから、走行中にデッキに出ることはできない。
しかも、私は窓側の席をゲットできなかったから、
仕方なく非常用扉の窓にしがみついて、
レース中のヨットを探す。
9時スタートだから、あの辺りに見えるハズ…。

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いた、いた、いた〜。ヨット見える?

大きくて広い、青い海の上に白い帆を張って浮かんでいる
30艇以上のヨットの群れは
ハラハラ散って水に浮かんだ桜の花びらみたいで
ホントにホントにきれいだった。

みんな、がんばってね〜。

まるで止まっているように見えるヨットを尻目に
「希望」はぐんぐんスピードを上げ、時速70キロ以上に。

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あっという間に下田港に入った。

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そうだ、下田に行こう。

長丁場が予想される今日のレースは、残念だけどちょっと無理ね…。
ヨットのトイレが壊れてて、まさかバケツにするわけにはいかないもん。
オトコの人を心底うらやましいと思うのは、こういうときなのだ。

んじゃあ、せっかく静岡に来たんだし、
清水から「希望」にのって、下田まで行ってみよーかな。
というわけで、25日日曜日
駿河湾横断レースのエントリーを済ませたみんなと
バースでお別れして
ひとりフェリー乗り場に向かった。

「希望」は本来災害救助船だけど、
今は静岡清水と伊豆下田を一日一往復する高速連絡船。
片道100分、大人一人3500円。
日帰りするなら、復路は半額になる、というオマケつき。
伊豆は一本道、あの渋滞を考えたら、「希望」はなかなかベンリだと思う。

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近くで見ると、さすがにデカイ。

清水港9時出航。
混んではいなかったが、夏休みとあって子ども連れ多し。
さすがに出航20分前では、窓側の座席には座れなかった。

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